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さよなら絶望先生

久米田康治

傑作(30点)
2006年8月5日
ひっちぃ

絶望した、が口癖のネガティブな教師と、個性的な女生徒たちが世相をおちょくるギャグマンガ。同じ作者による人気作「かってに改蔵」と切り口的に同じ。

知らない人のために説明しておくと、「かってに改蔵」とはマンガでさらりと特定の芸能人やオタクネタやよくある過去の痛い自分やよくいる人を切って人気のあった作品だ。分かる人だけが分かるようコマにびっしりとそれらしい絵や一言でほのめかされていたりと、ネチネチしておらずあっさりとまとめてあるのが特徴。カルト的な人気を誇っており、連載終了時には2ちゃんねるで3日で4スレが立ったらしい。

さて本作だが、状況は変わったものの、作品の本質的な部分はまったく変わっていない。語る主人公の周りには、それぞれ特徴を持った女生徒がいる。男子生徒もいるんだけど、若ハゲのやつ以外は目立たない。

「かってに改蔵」で私が気に入らなかった点が、坪内地丹の下っぱ暴走オチで、つまらないし悲惨だしこれさえなければ欠点の少ない作品だったのになと思っていた。本作では特定のキャラがオチ担当というわけではなく、帰国子女でパンチラネタと訴訟ネタの木村カエレとか、関内太郎(名前は男だが不法入国で戸籍を乗っ取ったカタコト色黒素足の幼い女生徒)とか、ボケ役が分散されていてかつ女の子ばかりという狙った設定になっている。

私は最初一巻を買ってから2〜4巻をまとめて読んだ。面白いことは面白いのだが、ぐいぐい引きこまれるタイプの作品ではないので、気分転換がしたいときに時々開いて読むには良かった。こういう作品なのだろう。評価するのは難しいが、とてもユニークで良い作品だと思うので、いつまでも続けて欲しいと思う。

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