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AQUOS PHONE ZETA SH-06E

シャープ, NTTドコモ

2014年10月5日
ひっちぃ

携帯電話の日本でのシェアがアップルに次いで第二位のシャープから2013年春に出たハイエンドスマートフォン。顧客からの不満の第一として挙がっていたバッテリーの持ちを改善するため、液晶のシャープが売り出し中だったIGZO液晶をフルハイビジョンの解像度で搭載し、省電力によりバッテリーが余裕で二日以上もつのをウリとしている。

それはいいのだけど、ドコモが各社と共同開発して2013年春に売り出した機種の中で真っ先に「ご愛顧落ち」つまり投げ売りされ、8月頃からMNP一括0円で契約できるようになった。新発売の機種の場合、一括で払うと大体8万円前後かかるのが普通だ。その後も値下がりが続き、自分は2013年11月にMNP一括0円に加えてキャッシュバック二万五千円をもらえる条件で契約した。

で正直言うとほとんど使っていない。MVNOつまり大手通信会社の卸売回線を使って安価でサービスを提供している会社の通信サービスを利用するための端末の予備として確保したのだけど、メインで使っていたSamsungのGalaxyがあれば十分だった。同僚にあげるか売ることも考えてフィルムもはがさずにとっておいたのだけど、今もずっと箱に入れたまま家に置いてある。バッテリーが減っていたのでQi(置くだけ充電)で一度だけ充電した。そろそろまた充電しないとバッテリーが劣化しそう。

2013年は日本のMVNO元年であり、総務省の圧力によりNTTドコモが渋々卸売した回線で日本のインターネット事業者のパイオニアであるIIJがiijmioというサービスを開始したのを始めとして、もう軽く十を超える業者が参入して競争が激化している。その割にいまいち一般の人にはまだ認知されておらず、大手通信事業者のシェアを脅かすには至っていない。MVNOのサービスを受けるにはSIMロックフリーの端末を別途購入するか、ドコモで使っていた端末を流用する必要がある。そんな中でこのAQUOS PHONE ZETA SH-06Eが脚光を浴びたのは、国内のメジャーメーカーの最新製品であるにも関わらず極めて安価で手に入ることが理由だった。

なぜ投げ売りされたのか。自分はロクに使っていないのでレビューが書けないw だからネット上の評判だけ取り上げると、まずタッチパネルの精度が悪いらしい。タッチしたのに思ったところに反応してくれない。あとIGZO液晶はあくまで省電力に優れているだけで画質はそんなによくないらしい。でもそれ以外に悪い評判はなく、バッテリーの持ちは良いようだし、スペックも申し分ない。投げ売りされたのは多分いっぱい作りすぎたからだと思う。

この製品と直接は関係ないけれど、自分がこれを契約するのに際してとても不満に思ったことがあるので書いておく。どうせ大して使わないつもりだったので、パケット定額を俗に言う二段階料金制つまりXiパケホーダイ・ダブルにした。こいつはメール中心などのあまり通信しない人のための料金プランで、最初二千円から始まり、使えば使うほど段階的に料金があがり、最終的に10MBまで使うと満額に達する。そこまで使ってしまうと逆に最初から定額の場合の料金プランと比べて千円ほど高くなってしまう。ほとんど使わなければ二千円ちょっとで済むはずだと思っていたら、契約を終えて端末を受け取った段階で60MBほど使われていた。店側が端末の設定をするのに通信をしていたらしい。設定するなとは言えないのでこれは強制だ。これっておかしいんじゃないだろうか。自分は何もサービスを受けていないうちに六千円分も料金を払わなければならない。ドコモはこの端末の設定に必要な通信を無料にすることだって出来るはずだし、また設定自体を行わないよう選択できるようにすることだって出来るはずなのに、この問題を放置して客から料金をむしりとっていた。ちなみに客からの苦情があったのか、この料金プランは次の年早々になくなることになる。

ちなみに今年2014年の6月にシャープの最新機種SH-04Fを契約した同僚がいたのだけど、この人の場合気が付いたら600MBほど通信したことになっていて非常に驚いていた。ガラケーからの機種変更でスマートフォンの契約は初めてだったせいか、急に月7GBの制限が課せられたこともあり、こんなんじゃ気軽にネットできないと一時期とても心配していた。たぶん店員がOSのバージョンアップでもやっちゃったんだと思うけど理由は定かではない。こんな養分様(上客)をここまで心配させるぐらいだからやはりおかしいと思う。この人は次の月になって通信量の増え方がいままでどおりだということに気付き、ガラケーよりもバッテリーの持ちが良いことに満足し、月に7GBという制限も事実上何の問題もないことが分かって安心していた。ただ、ドコモの新料金プランのカケ・ホーダイ(通話定額)には首を傾げていた。

さてこの端末、いま買う価値があるかと言われると、安かったらアリだと思う。韓国メーカーに抵抗がなければ、LGの方が安くて性能がいいのだけど、国産ブランドが良ければまだ十分候補に挙がると思う。ソニーのXperiaはちょっと高いし。でも復活した富士通のF-01Fあたりも同様に投げ売りされていて、後発ということもあって性能がいい。同じシャープでも冬モデルのSH-01Fがあるし。ただ、画面サイズやフルハイビジョンの解像度といった基本的なスペックにはそんなに差がないので、安いのがよければこれで十分ではあると思う。でも自分なら、せっかく携行して頻繁に使うものなので、多少高くても良い機種を使いたい。

ほとんど使ってない機種でもこんなに書けるもんだな。

[参考]
http://www.sharp.co.jp/products/
sh06e/

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