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スプラトゥーン2

任天堂

まあまあ(10点)
2019年1月13日
ひっちぃ

イカ人間たちがストリートで自らのナワバリを掛けてインクで撃ち合うポップなTPS(三人称視点シューティングゲーム)の二作目。勝敗がキル数(敵を倒した人数)ではなくインクで染めた面積で決まる陣取りメインになっているなど、撃ち合いゲームにありがちな殺伐とした面が緩和されているのが特徴。

遊びやすいゲームを作るのを得意とする任天堂が、海外の人気ジャンルであるガンシューティングを独自に作ったのがこれ。自分は一作目はやっていないのだけど、まとめサイトのステマ記事(?)を読んでいるうちにやってみたくなったので買って遊んでみた。まあまあ面白かったけれど途中で飽きた。

自分はあまりこの手のゲームはやらないのだけど、これまでにCall of Dutyといったこのジャンルの代表作をシングルモードでならプレイしたことがあったり、フロントミッションオンラインというオンライン対戦にも一時期ハマっていたことがあったりと、決して嫌いではないし最低限の知識もあるので、ニワカプレイヤーとして多少の解説もしながら批評していきたい。

まず一人で遊べるヒーローモードは、ステージ制の普通のアクションゲームになっている。攻略がステージで区切られているので今日はここまでにしようと区切りをつけて遊びやすい。でも自分は年のせいかそれでもステージの攻略がだんだんと億劫になってきた。

武器は主に銃なのだけど、サブマシンガンやアサルトライフルみたいな連射型の武器を基本として、一発が大きくてチャージショット(貯めて威力を増す)が撃てるスナイパーライフルのほかに、バケツやローラーやハケといった近接専用の独特な武器まである。ヒーローモード(一人用)ではステージごとに使える武器が変わるので、マルチモードで実際に人と対戦するときのために色んな武器に慣れることができる。メインの武器のほかに、手榴弾みたいなサブウェポンも選べる。

何ステージかごとにボス戦がある。同社の「ゼルダの伝説」シリーズなんかで毎回ボス戦がよくできているなあと感心していたのだけど、本作最初のボスであるタコツボベーカリーはボスの体によじ登らなければならず、ややこしい倒し方だったのでストレスを感じた。というか最初倒し方が分からなかった。次のタコツボサムライもなんか妙に納得できない難しさがあってあんまり気持ちよくなかった。ネットで改めて調べてみたら3番目のボスに見覚えがなかったので、それまでに飽きてやめてしまったのだと思う。

ネット対戦はいくつかルールがあるみたいだけど、自分は一番一般的なナワバリバトルしかほぼやらなかった。ランダムでチーム分けした4対4の対戦を行う。相手が強すぎたり弱すぎたりしたら面白くないので、ちゃんと似たような強さの人が集まるようマッチングされるようになっている。強さはちょっと複雑な仕組みで決められているみたいなのだけど、要はその人自身の勝率がメインとなって決まるようになっている。自分はあんまりやりこんでいないのでどの程度うまくいっているのかまでは知らないし、勝っても負けてもそれほど悔しくないというか味方に強い人がいたり敵に強い人がいたりするとよく分からないうちに勝ってたり負けてたりするのであまり気にならなかった。

ほかにガチホコというルールでも何戦かやってみた。フィールドにたった一つ存在する「ガチホコ」という強力な武器を持って相手の陣地の中にある特定のエリアまで進めば勝ちなのだけど、みんな弱くてやりかたをよくわかっていなかったせいかゲームがグダってあまり面白いとは思えなかった。

この手のFPSやTPSみたいなネット対戦型のガンシューティングでおそらく一番問題なのが「初心者がよくわからないうちにやられまくって全然プレイヤー数が増えない」ことだと思うのだけど、任天堂のゲームだけあって幅広い層のプレイヤーが遊んでいるみたいだった。自分はこの手のゲームの多少の経験者だったからなんともいえないけれど、まったくの初心者が定着するかどうかは微妙に感じた。事実を見るとそれなりに遊ばれているようではある。

敵のインクの上を歩くとライフゲージが減ったり移動速度が遅くなったりするため、必然的に自分たちのインクをばらまきながら進軍することになることから、勢力圏が分かりやすくて不意打ちを受けにくい。いわゆる「芋砂(芋虫スナイパー)」と呼ばれる、敵に見つかりにくい場所に潜伏して遠隔攻撃するといういやらしい戦術が使えないのが大きい。

ちなみにいまはPUBGというゲームが火付け役となったバトルロイヤル形式がブームとなっていて、自分以外はすべて敵という状況で生き残りをかけて戦うフォートナイトとか荒野行動といったゲームが大人気となっている。バトルロイヤルだとますます潜伏が有利になりそうだけど、強い武器やアイテムを探し回らないといけなかったり、ゲームの進行に合わせてエリアが狭まっていくといったりした工夫がされているらしい。

ところで最近ようやく川原礫「ソードアートオンライン」の「ファントム・バレット」シリーズをアニメで見たのだけど、舞台となっている「ガンゲイル・オンライン」という架空のゲームがバトルロイヤル方式のガンシューティングだったので流行を先取りしているようでちょっと驚いた。

子供の頃だったら、買ってもらったゲームをずっと遊んでいるうちに徐々に慣れてきてスルメのように長く遊べたのかもしれない(イカだけに)。でも、自分には他にやるゲームもあったし、いまは任天堂オンラインが有料化されてしまったため少額ながら金を払わないとネット対戦できなくなってしまった。いずれまたやりたくなるかもしれないけれど、そのときもまだ運営されているのか、そしてプレイヤーは残っているのか分からないので、もう自分にとってこのゲームは終わってしまったんだと思う。

興味を持ったならなるべく早く始めたほうがいい。

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