まず
＞豆の木高校の野球部を高校野球で優勝させた女性生物教師広岡監督

たしか、準優勝です。決勝で高柳監督率いる強豪高校に負けてると思います。
それまで守備力でしのいできたのが、守備不能な打球＝ＨＲで負けた、とかそういう結末。

あと「ぬるい」とか「人間ドラマうんぬん」ってのは、川原泉評としてどうなんだろう、と。
ぬるくなくって人間ドラマがしっかり書き込まれた川原作品って、見たこと無いような。
そういう川原泉の諸作品の中でも、特に深刻にならないように「ぬるく」描かれているとは言えそうな気がしますが。

要は、川原泉作品としてはぬるいのはいつものことなので、その「ぬるさ」を楽しんであげられるか、というところから川原泉評ははじまるんじゃないでしょうか。