大手家電メーカーではなくいわゆるジェネリック家電メーカーであるオーム電機が開発・販売している電動音波歯ブラシ。安くても造りがしっかりしていて、なにより替えブラシがとても安いのが特徴。

配信者がよく年の瀬にやる企画「今年買ってよかったもの」で、VTuberの月ノ美兎の2024年のを見てたら、いまさらながらに電動歯ブラシを勧めていて、そういえば自分もぜひ紹介しておきたい電動歯ブラシがあったと思い、だいぶ前に買ったものだけどレビューしておくことにした。

2024年買ってよかったものを…発表ッ！！(月ノ美兎)
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自分はいままで大手国産家電メーカーのミドルローぐらいのモデルと、世界的美容家電メーカーの廉価モデルとを使ってきて、一番の不満はなんといっても替えブラシが高いことだった。アホみたいに高い。普通の歯ブラシなんて一本数十円ぐらいで手に入るのに、電動歯ブラシの替えブラシは一本数百円もした。

あれだけ高速で動くものだから普通のブラシとは造りが違うと言われたらしょうがないと思うかもしれないけど、材料や加工にそれほど原価が掛かっているとは思えないので、明らかに研究開発費が乗っている。替えブラシに乗せるか？まるでプリンタを安くしてインクで回収する商法じゃないか。ってまさにそれだと思うんだけど、電動歯ブラシ本体もそこまで特別な技術を使ってそうにないのに（失礼）やたら高い。

そこで替えブラシが安い機種を探していたらこのオーム電機の製品を見つけた。ほかにもいろいろあったけど、このモデルはちゃんと音波歯ブラシなのが特徴で、廉価製品にありがちなガタガタと鳴る低速のものと違い、しっかり高速で動いてくれる。大手家電メーカーなら数千円ぐらい取りそうなところ、こいつは千二百円ちょっとぐらいだった。

そしてなにより替えブラシが二本三百円以下で手に入る。

さらに自分的に良かったのが乾電池駆動であること。単四乾電池二本で動く。大手家電メーカー製は大体バッテリー内蔵で充電スタンドに差し込んで充電するものが多いんだけど、バッテリーだと徐々にヘタってくるし交換もできない。自分は充電池を使っており、結構長持ちする。前に電池を交換した日がいつだったか忘れるぐらい電池が持つ。アルカリ式乾電池だったらもっともつだろうから充電池はいらないと思う。

たぶん大手メーカー製のものはそれなりにいろいろと研究されているはずなので、高いモデルにはそれなりにいいところがあると思うんだけど、自分にはこれで十分だと思った。

ただ、電動歯ブラシを使わずに手で普通の歯ブラシを使って磨くほうが安いのも確かで、そっちはそっちで別の説得が要るのでそうさせてもらうと、電動の方が早く磨き終えることができる。電動歯ブラシは歯の各面に対してゆっくりと3～5往復ぐらいこするだけで十分なので、手で十回以上ゴシゴシするよりもずっと早い。

電動歯ブラシを使ったことのない人は勘違いしているかもしれないけれど、歯ブラシを口に突っ込んで歯に当てたらそれだけで磨かれるわけじゃない。軽くでもブラシを動かさないとブラシ自体がブラシの動きで動いてしまい磨く力が弱まってしまう。でも手だけで磨くときと違って早く動かす必要がないのでそんなに力がいらない。

というわけで千円ちょっとで買えるんだから、使ったことない人は試してみるといいと思う。充電スタンドも要らないしそんなに大きくないので、すでにいいものを持っている人でも職場や旅先で使う用に追加で買ってみてもいいんじゃないだろうか。