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  • Windows Vista Ultimate 32ビット版

    Microsoft Corporation

    駄作(-30点)
    2007年12月25日
    ひっちぃ

    パーソナルコンピュータで現在支配的なシェアを持っているご存知マイクロソフトのOS(オペレーティングシステム)シリーズ・ウィンドウズの最新版の中で個人向けとしてはもっともグレードの高い製品。

    私はまだこのOSをあまり使っていない。なにせ自分のマシンには入れていないからだ。新しいものを気軽に入れると色々と問題が起きて困るだろうし、再インストールするぐらいならマシンも一緒に新調したい。だからまず親のためのマシンに入れてみたのは、新しいものを入れておいたら数年は放っておいて済むだろうからという理由である。

    だがやはり今回は早まったと思った。親がメール書いてiPodを聞いて外付けHDDをつなげてバックアップしてというだけで問題がいくつも発生した。

    まずOffice 2000が使えない。仕方ないので2003を入れた。Office 2000を無理やり使う方法もあるらしいのだが、対処不能な問題が起きたらどうしようもなくなる。Outlook一つ使うにしても変なダイアログが出て使えない。

    iPodをつなごうとしたらUSB大容量ストレージとして認識されない。前にそういえばUSBの外付けハードディスクもつながらなくて唖然とした覚えがある。貴重な休日の時間を使ってネットで調べてみたら、usbstor.infというファイルがWindowsフォルダのinfフォルダ内に見当たらないという不思議な現象が起きることがポツポツ報告されている。

    原因については不明だがいくつかの可能性が考えられるようだ。まずインストールが最後まで終わっていないからだというもの。そういえば私もすっきりインストールが最後まで終わった覚えがない。でも普通に使えている以上問題ないはずである。USBマウスだって使えてるし他に問題は起きていない。

    次にインストール直後は問題なかったのに何かソフトを入れるとダメになる説。私は他人用のマシンだけに最低限のソフトしか入れていないはずなのだが、これまでにいくつかたとえばDVDドライブについてきたNeroとか外付けHDDについてきたバックアップソフトを入れてみたら変なドライバが追加されたりしたが、こいつらが悪さをしたと仮定してもusbstor.infが消えることの説明までは出来ない。

    これは私の仮説なのだが、ひょっとしてセキュリティ関係のためインストール直後はUSB大容量ストレージが動かないようになっていて、インストールが終わったらドライバが有効になるようどこかに退避しているのではないだろうか。

    この問題の解決方法は、Windowsフォルダ内をusbstor.infで検索すると複数の場所になぜか置いてあるので、そこからusbstor.infをあとpがつく拡張子の同名ファイルともどもinfフォルダにコピーすればいいようだ。ただしこのコピーを行ったあとにUSBメモリをつなぐとなぜか一度ブルースクリーンが発生する。その後再起動すると何事もなかったかのように動く。この現象はネット上でも報告されていた。

    本当は一番いい解決方法は修復インストールを行うことだったと思うのだが、やろうとしたらOSを認識してくれなかった。RAIDコントローラが認識されなかったからなのだろうか。ちゃんとBIOSレベルで認識されているのに。

    動かないソフトがまだ多い。E-MU 0404とその付属ソフト類は対応中だった。カノープスのMTVシリーズのTVチューナーカードは対応しない宣言が出された。Adaptec AHA-2940は一世を風靡したSCSIカードだが認識されなかった(XPのドライバで動くとの報告がネットで上がっているが私は何度やってもダメだった)。発売後一年を過ぎようとしているOSとしてまだ対応されていないのはそろそろ希望を捨てたほうがいいんじゃないだろうか。

    ゲームでは私がいまだにやっているファイナルファンタジー11が一応対応しているが推奨されていない。Vistaにアップグレードしたという人が遅くなってゲームにならないのでXPに戻したと言っていた。

    OSの根幹部分を操作しようとするAPIが申請制になったらしく、その申請がどうやら有料らしい。優れたフリーソフトウェアを露骨に排除しようとする姿勢が見えて非常にいやらしい。これでソフトウェアが安全になるのか怪しい。

    XPの頃から海賊版対策をしてきてその代わりに価格を下げると公約していたのにむしろ値段が上がっている。まあ海賊版対策が完全にうまくいっていないらしいというのもあるのだろうが、それでも以前よりは減ったはずである。

    今度インテルから新しいCPUが出たらゲーム用マシンを刷新しようかと考えているのだが、ゲーム用としてすらVistaだと不安でしょうがないので、どうしようか悩みどころである。ダウングレードして使用することもアリらしいのだが、そんなことをするとのちのち面倒なことになりそうでイヤだ。それに結局不本意な改悪を受け入れることになってしまう。

    それに次は64ビットOSにしたいと思っていたのに、64ビット版はさらにドライバの対応状況などがひどいらしい。うーん。こりゃこのままだとXPのサポート期間が切れる頃に何かが起こりそうな気がする。そのぐらいVistaはヤバい。2GB以上ファイルを書き込めないなんていう信じられないバグが最近まで放置されていたみたいだし。

    コメント

    サポート期間短縮 ひっちぃ
    もう五年近く前の話なので旧聞に属する話なのだけど、このWindows Vista Ultimateは元々ビジネス向けにカテゴライズされていて事実Professionalの持つ機能をすべて持っているのだが、ビジネス向けのProfessionalおよびEnterpriseが受けられる延長サポートが突如受けられなくなった。
    ...
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