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  • 廻天のアルバス 2巻まで

    原作: 牧彰久, 作画: 箭坪幹 (小学館 少年サンデーコミックス)

    いまいち(-10点)
    2025年3月23日
    ひっちぃ

    剣と魔法のファンタジー世界で、魔王討伐へと出立しようとする勇者アルバスはなぜか急いでいた。仲間として女僧侶フィオナただ一人を引っさらうように連れて行く。勇者アルバスはこの世界を何度もループしていた。少年マンガ。

    テレビ朝日のバラエティ番組「アメトーーク!」のマンガ芸人回で紹介されていたので見てみた。まあちょっと変わっていて少し楽しめたけど、そこまでいいとは思わなかった。ケンコバがフザけて金のニオイがどうこうとかバカリズムに言っていたけれど、こっちのほうが怪しいと思った。正直、番組での紹介がピークだった。

    勇者アルバスが旅を急いでいる理由はそのうち語られるので置いておくとして、最初の方はコンピュータRPGのRTAつまりタイムアタックをやっているかのようなパロディが楽しかった。やっかいごとの解決を頼んでくる街の人をあえて無視したり、強力な敵がいると分かっている最短ルートを通ったりする。

    仲間としてヒロインのフィオナただ一人を連れて行くのも、他のメンバーがいると余計なサブイベントが増えるからだった。いかにも仲間になりそうなやつらの手を振り払っていくのがウケた。

    で、彼が旅を急ぐ本当の理由が明らかになる。

    一発ネタとしてはおもしろい上にちょっと感動もできそうだったんだけど、これを長編で楽しむにはもっとキャラクターの魅力が欲しかった。仲間になるやつのエピソードがどれもしょうもなく思えてならなかった。それに勇者アルバスの後悔もあれ一本って感じでつまらなかった。

    なぜか「葬送のフリーレン」(山田鐘人・アベツカサ)を思い出した。勇者アルバスって逆フリーレンだと思う。時間を無駄に過ごしてきた長命のフリーレンに対して、とにかく急ぎたい勇者アルバス。だから、生き急がないほうがいいんだよみたいな話がもっとあったらよかったと思うんだけど、いまのところそういった深い話はなかった。っていうか話の構造的に無理だった。いや解決方法次第ではなんとかなる気もする。

    絵は一見うまいように見えるのだけど、どのキャラもスタイルがワンパターンだったり、なんか等身がおかしかったりと、基本がおろそかな感じがした。まあそういうふうに感じることがたまにあるだけで、主人公はかっこいいしヒロインはかわいいので気にしなければ普通に楽しめると思う。年配キャラもいい感じだし。

    ひょっとしたら自分がマンガに求めるものが普通の人よりも高いだけなのかもしれないし、ちょっとした変化球の少年誌っぽいファンタジーものとして多くの人が楽しめる作品なのかもしれないけど、まあ自分は勧めない。

    [参考]
    https://
    www.sunday-webry.com/episode/
    2550689798565894233

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