2020年5月23日
- つぐもも 23巻まで 浜口よしかづ (双葉社 アクションコミックス)
評者: 評価: まあまあ(10点) 分類:ファンタジー
幼い頃に母を亡くした中学生男子の加賀見一也は、形見の帯をいつも持ち歩き何か嫌なことがあればその香りを嗅いで気分を落ち着けていた。あるとき彼は学校で謎の妖怪(?)に襲われるが、どこからともなく現れた着物姿の女の子に助けられる。桐葉と名乗ったその女の子は帯の付喪神(精)なのだった。見かけによらず気の強い少女に一也は振り回されるようになる。ちょいエロ和風ファンタジーマンガ。
2020年5月21日
- クローズアップ現代+「東電裁判で新事実!津波対策動いていた?空白の2年に何が」 NHK (NHK総合 2019.9.19 22:00~)
評者: 評価: 傑作(30点) 分類:ノンフィクション
東日本大震災による大津波で東京電力の福島第一原発が炉心溶融を起こした問題について、東京電力の内部では巨大津波対策が動いていたけれど決断が遅れたこと、同業他社で対策が進んだにも関わらず東京電力に遠慮して公にしなかったことなんかが裁判の中で明らかになったことを報告したドキュメンタリー番組。
2020年5月14日
- 千歳くんはラムネ瓶の中 第3巻まで 裕夢 (小学館 GAGAGA文庫)
評者: 評価: 傑作(30点) 分類:学園もの
元野球部で成績優秀、イケメンでモテモテの千歳くんは、かわいい女の子たちを周りにはべらせ、サッカー部の司令塔やバスケ部の熱血バカとつるみながらスクールカーストのトップで毎日楽しい高校生活を送っていた。彼は調子のいい軽薄な男だったが、その裏にはそれなりの理由があった。青春小説。
2020年5月12日
- NHKスペシャル「原発事故は防げなかったのか~見過ごされた“分岐点”~」 日本放送協会 (NHK総合 2020.3.15 21:00~)
評者: 評価: いまいち(-10点) 分類:ノンフィクション
東日本大震災での津波による東京電力の福島原発のメルトダウンは、電力各社の横並び体質や国の規制組織とのなれ合い、地方自治体の経済事情といった複数の理由から、千年以上前に起きたらしい巨大津波「貞観津波」のリスクへの対応を怠ったからだと結論づけたドキュメンタリー番組。
2020年5月5日
- ファイナルファンタジー6 スクウェア
評者: 評価: 最高(50点) 分類:ロールプレイングゲーム
幻獣や魔導士たちの壮絶な戦いにより世界が荒廃しつくした「魔大戦」から千年が経ち、人々は魔法が失われた世界で機械の力を使って文明を復興させたが、野心あふれる帝国は幻獣に感応する謎の少女を操りかつての強力な力を復活させようとする。日本でドラゴンクエストシリーズと並び称されるコンピュータRPGシリーズの6作目。
2020年5月2日
- 60代の孤独死 定住外国人が団地の片隅で… NHK (クローズアップ現代+ 2020.2.27 22:00~)
評者: 評価: 駄作(-30点) 分類:ノンフィクション
日本に出稼ぎにやってきた日系ブラジル人の六十代の二人の労働者が孤独死するまでの足跡を追った短いドキュメンタリー。
2020年4月19日
- ファイアーエムブレム 風花雪月 インテリジェントシステムズ, コーエーテクモゲームス, 任天堂
評者: 評価: 傑作(30点) 分類:シミュレーションロールプレイングゲーム
父とともに流浪の傭兵生活を送っていた主人公は、修道院のそばで野盗に襲われていた若者たちを助けたことから、修道院に併設されている士官学校で教師をやることになる。大司教レアからなぜか過度な期待を受けるが、因縁があるらしい父は警戒をあらわにする。日本にシミュレーションRPGを根付かせたシリーズの最新作。
2020年4月12日
- 鬼滅の刃 14巻まで 吾峠呼世晴 (集英社 ジャンプ・コミックス)
評者: 評価: まあまあ(10点) 分類:ファンタジー
大正時代の日本で、昔ながらの炭焼きで生業を立てている家族ほぼ全員を「鬼」に殺された少年・炭治郎は、「鬼」化しながらもわずかに理性を残した妹・禰󠄀豆子を治す方法を求めて、「鬼」を退治するための組織「鬼殺隊」に入ろうとする。少年マンガ。
2020年3月21日
- 本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 香月美夜 (HinaProject Inc. 小説家になろう)
評者: 評価: 最高(50点) 分類:ファンタジー
本が大好きで図書館への就職が決まっていた女子大生が、地震で自分の部屋にあった大量の本に押しつぶされて死んでしまう。そんな彼女がよくわからないうちに5歳の幼女として生まれ変わったが、そこはまったく本のない異世界だった。本がなければ作るしかない。持っている知識をフル動員して本を作ろうとする。ファンタジー小説。
2020年2月25日
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第12~14巻 渡航 (小学館 ガガガ文庫)
評者: 評価: まあまあ(10点) 分類:学園もの
色々とこじらせた高校生男子・比企谷八幡は、学内の問題を解決する奉仕部が顧問の平塚先生の退任により解散することになったため、なにかと因縁のあった優等生の雪ノ下雪乃と最後の勝負として保護者たちから反対にあったプロム(卒業生送迎ダンスパーティ)の開催を掛けてそれぞれ別々の企画を立てる。青春小説。