詐欺で手配中の容疑者 元教え子の野球観戦で
毎日新聞
2002年7月24日 わたなべ
郵便局の保険屋さんが保険金詐欺をやって、時効寸前に野球を見にきたときに捕まった、という泣かせる話。容疑者は昔、少年野球の監督をしていたらしい。そんで、当時の教え子(ピッチャー)の高校最後の大会をどうしても見たかったらしい。警察はその心情を汲んで、試合終了まで見せてあげた。試合は容疑者の教え子がいる方が勝った。
うちの社内(の一部の3人くらいの間)ではこの話題で騒然となって、実はこの教え子の小林君(仮名)は今大会屈指の本格派左腕で、次のドラフトの目玉らしい、だとか、いや実はこの高校は廃校寸前で部員は9人しかいなくて、小林君(仮名)も親代わりの容疑者が詐欺をして逃げ出してしまって以来グレてしまっていたのをどうにか更生したんだ、とか、いろいろな憶測が流れた。
それはともかく、この容疑者は郵便局の簡易保険であること(総額たったの1000万円)、騙した相手が親族であること、そんで7年も逃げ回っていたことからして、そうとうの小物だ。どうせなら逃がしてあげりゃいいのに。
[参考] http://headlines.yahoo.co.jp/ hl?a=20020723-00000122-mai-soci
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