シャープ、英ボーダフォンにカメラ付き携帯100万台供給
日本経済新聞 2002.8.3 朝刊
まあまあ(10点) 2002年8月3日 ひっちぃ
シャープが、携帯電話会社の中で世界で一番大きいイギリスのボーダフォンから、100万台のカメラ付き携帯電話を作る受注をしたらしい。
シャープの 2001年の携帯電話出荷台数が 400万台なので、一気にその 1/4 もの契約がとれたことになる。
実は、日本で流行った「写メール」を運営している J-PHONE はすでに英ボーダフォン傘下に入っており、今回はボーダフォン本体が着目してヨーロッパ展開を決めたらしい。
日本の携帯電話業界に占める位置というのは、まず部品が確か一番だ。携帯電話が極端に小型化したのも、日本製の超小型電子部品なしには考えられない。次は、i-mode や次世代携帯電話などの先進的なサービスを世界に先駆けて開発・導入したことである。そしてその次が、カメラ付き携帯のような遊び心をもった携帯の開発だ。
記事にもあるように、カメラだけでなくシャープの液晶技術も鍵になったのだろう。最近液晶はアメリカ資本を受けた韓国が強くなっているのだが。
あまり関係ないが、ノキアとかルノーとかのヨーロッパ製品のデザインがときどきかなりダサく思うことがあるのは私だけだろうか。日本製のデザインがどう思われているのか気になるところではある。
[参考] http://www.nikkei.co.jp/
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