矢口真里がコンサート中に二度倒れた深刻な理由
週刊文春 2002.9.5
傑作(30点) 2002年9月5日 ひっちぃ
モーニング娘。の初期メンバーの一人で、背は低いけど元気で喋りも強い矢口真里が、夏のコンサートツアーで二回も演奏中に倒れた理由についての報道と分析。
ステージで滑ったとかではなく、バッタリ倒れてそのまま動かず、スタッフ二人にダラーンとした状態のまま運ばれていったらしい。
その理由についての分析が興味深い。
矢口は初期メンバーなのだが、ブレイクする前の低迷していた頃に、現在グループ中人気ナンバーワンの後藤真希が加入して、それから初めてミリオンセラーを出して人気に火がついたこともあり、後藤真希をライバル視しているのだそうだ。
その後藤がソロに転向することになった。ところが矢口は、人気者ではあるのだが、メンバーを引っ張る力を買われたのか、裏リーダーとして多数のシャッフルユニット、つまりモーニング娘。を含めたつんくファミリーからシャッフルしてグループ分けしたユニットに多数参加しており、もっとも忙しい役回りになっている。
矢口はモーニング娘。の中では特別待遇されているらしく、メンバーで唯一ラジオで自分一人での番組を持っている。ところが、つんくは藤本美貴をイチオシとして売りに掛かっていて、矢口の番組内にレギュラーコーナーを持たせたのだそうだ。そういうこともあって矢口は番組をいずれ藤本に乗っ取られるのではないかとあせり、ますます精神的にも無理をしているからなのではないかという。
私はモーニング娘。の中では矢口が一番好きだ。小さいのに明るくて元気で喋りもうまい。そして他のメンバーを引っ張る力がある。初期メンバーなので元リーダーの中澤や年長組と親しく、そのうえさらにミニモニの辻・加護などの年下とも付き合いが良さそうだ。いまのままグループで活動したほうが魅力的だと思うのだが、本人がソロ活動をしたいというのであれば仕方がない。
ある芸能記者は、本人は本当は年下メンバーの面倒とか見たくないし周囲には無理して合わせている、と言っているが、これは本当であって欲しくない。
今後のなりゆきがとても気になる。
ちなみに、私は藤本美貴もわりと好き。つんくがイチオシするのも分かる。彼女はモーニング娘。でないのに、モーニング娘。のコンサートに出て行ってソロで歌っている。私はライブ DVD の一つを持っているのだが、颯爽と現れて「藤本美貴です! よろしく!!」とサバサバして歌いだすのを見てビリビリきた。コマーシャルで見る藤本美貴はちょっと演出がイヤらしいなと思っていたので、余計に魅力的に写った。藤本美貴にもがんばってほしい。
[参考] http://bunshun.topica.ne.jp/ weekly/ 020905.htm
|