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サムスン車人気の秘密
黒田勝弘 (産経新聞 2002.9.7)
2002年9月7日 ひっちぃ
韓国のタクシーの中で、サムスンの車が運転手にも客にも評判がいいという。その背景には、ルノー・サムスンの作る車に、日産の技術が入っているからだという。
ご存知ルノーは日産と資本提携する関係にあり、カルロス・ゴーンが日産にやってきて改革を断行して立て直したのはよく知っている話だ。もちろん技術のやりとりもあったのだろう。
韓国では、日本の文化や製品の流入を基本的にガッチリと阻止してきた。それをいいことにかつては、日本のマンガを勝手にパクって韓国のマンガ家が描いていたようにして、それを知らずに読んだ世代までいるという。文化は段階的に流入を認めていっているが、依然として日本の製品のシェアはかなり低いままだ。
日本が誇る乗用車も、北米では高いシェアを誇っているのに対して、韓国ではまったく見かけることはないのだそうだ。まあこれは韓国に限った話ではなく、自国の産業を保護・育成するために輸入を制限している国はほかにもある。
ところが韓国の場合、日本だけを主にターゲットにしているせいか、フランス資本のルノーはどうやら韓国資本のサムスンとの合弁会社っぽいルノー・サムスンで韓国市場に参加している。
それで、まず日産の技術がルノーに渡り、ルノーからサムスンに渡ったというわけだ。
日本に最近大きく進出してきている現代(ヒュンダイ)の車よりもはっきりと乗り心地がいいというのはちょっと信じがたくもある。韓国製品は主にブランド力で劣り、技術力は少なくとも値段以上のものはある。タクシーに使う車というのは高級車が多いのだろうか。
[参考] http://www.sankei.co.jp/
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ヒュンダイ車とそのブランド ひっちぃ 週刊新潮に連載されている帝京大教授・高山正之の「変見自在」によると、一昔前にアメリカで高速道路を警察を振り切って逃亡しつづけた様子をしばらく追った映像が日本でわりと頻繁に放送されたことがあったが、あの車が実はヒュンダイ車なのだという。
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