Graffiti
Palm
傑作(30点) 2003年4月10日 わたなべ
Palm系のPDAで使われている略式アルファベットの文字体系。一筆書きでほとんどのキー入力を表現できる。大文字小文字の切り替えや記号、Backspaceやカーソル移動、Enterなども打てる。入力エリアが左右に分かれていて、左がアルファベット、右が数字ということになっている。これは、恐らくIと1など区別できない文字が多くなるためであろう。
Graffitiによって、あなたのPalmはスタイラスをエリアから離したかどうかで文字の区切りを判別できるようになり、認識率を向上させているのだ!!
基本的な書き方としては、アルファベットの大文字の特徴的な部分をざっと書いていると思った通りに認識してくれる。
文字の入力スピード的にはPCのキーボードには全然かなわないし、もっと言えばメモを取るには遅くてしょうがない。少しは漢字やひらがなを認識しろと言いたくなる。
しかしながら、Graffitiを使っているうちに、いつしか普通の紙に書く手書きのメモにもGraffiti文字を使うようになってしまうのだ。自分やPalmユーザには読めるがそれ以外の人には読めないだろうな。
Palm系のPDAには、
Palm http://www.palm-japan.com/
WorkPad http://www.jp.ibm.com/pc/ workpad/
Visor http://www.handspring.co.jp/
CLIE http://www.sony.co.jp/CLIE/
などがある。私は少し前に買ったキーボードつきのCLIEを使っていて、こいつはなんとハード的にはGraffiti専用のエリアはなく、ボタンを押すとソフト的にGraffiti用のエリアが表示されて使えるようになる。このソフトGraffitiエリアは、文字を入力する必要があるときに限って出てくれないこともある(ATOKの辞書に単語を登録するときとか)。これがけっこう使いづらい。
しかし、Graffiti Anywhereというソフトを使うと常に使えるようになる。常用必須。
|