ロボモップ
ノルウェーの発明家
傑作(30点) 2003年7月8日 わたなべ
癒し系お掃除ロボット。この人はくるくる動き回る球状のボールと、ボールを囲む柵に円盤がついたような胴体でできている。円盤の下にクイックルワイパーのようなシートがついていて、マジックテープで貼ってある。3時間充電して2時間くらい動く。
実際に動いてもらうと、コミカルにするする動いて床をピカピカにしてくれる。なかなか楽しい。この楽しさは買いだと思う。また、お掃除ロボットと言いながらセンサーもない、インテリジェントな部分も全くないというさっぱりとした割り切りかたと、5000円程度という安さが素晴しい。ノルウェー人っていいやつらなんだろうなぁ。
難点は進む力が弱くてフローリング等のつるつるの床にしか適用できないこと、つるつるの床でも水がついてたりすると駄目なこと、底のシートを消費するので買い足さなきゃならないことなど。
ルンバやトリロバイトのような本格的なロボットが掃除器からの発展形であるのに対して、ロボモップはクイックルワイパーの発展形である。ここまでシンプルに掃除ロボットが作れるとは、感心せざるを得ない。東京とか横浜といったハイテク都市(?)に住む我々にとって、ロボモップ的なローテクノロジーの思想とか哲学みたいなものこそが必要とされているのではないかと考えさせられた。
ちなみにルンバは近所の電気屋さんで売ってました。もうちょっと広い部屋ならルンバ買ってた。
[参考] http://www.robomop.jp/
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