オールドボーイ 一巻前半
原作:土屋ガロン、画:峰岸信明
2004年10月26日 ひっちぃ
理由も分からず15年もテレビしかない小部屋に軟禁されていた男が、部屋を出されてから真実と復讐のために相手を探す話らしい。
カンヌで賞を取った韓国映画の原作マンガらしい。ニュースでその事実を知ってから気になっていた。本屋に行ったら一巻の前半だけ試し読みできたので読んでみた。
うーん。あらすじに出てきた、理由も知らされず15年も軟禁される、という状況だけは面白いのだが、あとはなんだかマッチョな主人公が暴れまわるだけの話のような気がする。私が読んだ前半部だと、部屋を出てからゆきずりの女の部屋に転がり込むところまでだけだったので、その先の展開はまだ見えてこないはずなのだが、もうこれだけで話が見えてきたような気がする。
ネットでちょっとだけ調べてみたところ、作者は劇画系の人たちみたいで、内容もそれ系なのだろう。そういうのが好きな人にとっては、いい作品が生まれた、ってことなのかもしれないが…。
というわけで、結局一冊も買わずに別の本を買って店を出た。試し読みしてみて、読みたいと思った人だけ買ってみればと言っておく。このあとを読み進めて面白かったという人がいたら教えて欲しい。
続き
(最終更新日: 2004年12月19日 by ひっちぃ)
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