ぜひオリジナルを!
まあまあ(10点) 2006年12月3日 芋愚
この作品も決して悪くはないと思いますよ。
ただ、オリジナルが神がかっているから、
ワタクシのような信者が「出来の悪いコピー」と評するのもわかるかも。
冒頭は結構、巧妙だったと思う。
主人公のダンナがゾンビ化して襲い掛かってくるところだけど、
必死で逃げている様がダイナミックに表現されてたよね。
だけど、ダンナゾンビは、他の獲物を見つけると、
そっちの方に一目散に走って行き、物語から姿を消した。
・・・オタク的な見方ではあるが、
これぞ「ゾンビ」っていう素晴らしい表現だと思った。
また、銃砲店のアンディの立て札にはドキッとしたはずw
語り尽くされたテーマを焼きなおした作品を鑑賞するには、
ルーツを知っていることが前提となる。
私達が「吸血鬼」をモチーフにした作品を楽しめるのは、
ドラキュラについての予備知識があるからだと思う。
最近のゾンビ映画を鑑賞する上では、
ルーツをしらないと楽しめないところが多いと思う。
原作の「ゾンビ」か、亜種の「サンゲリア」あたりを鑑賞することを
おすすめします。
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