ウソップとの決別の結末
2007年3月21日 ひっちぃ
45巻がちょうどアニエス・ロビー編のあとのつなぎのエピソードで埋められている。作者もやはりウソップとの決別の結末を気にしていたみたいで、この巻でそのシーンが描写されている。以下、ネタバレなので注意。
ウソップは結局謝罪する。それは良かったと思う。ゾロの言い分、ウソップが謝罪しないでナアナアで仲間に戻るわけにはいかない、というのは非常にもっともなことだ。ウソップの謝罪は対面ではなく海を隔てて行われる。展開上仕方がなかったのかもしれないが、どうして対面にしなかったのだろう。
私が想像したのはこんなシーンだ。出港を前に向かい合う二人。調子のいいことを並べ立てるウソップ。ゾロに言われて堅い態度を取るルフィー。あせるウソップ。決別は確定かと思われたそのとき、ルフィーの顔に苦悶の表情が浮かぶ。それを見てウソップはルフィーの心情を汲み取って自分の非を認めて謝る。…ちょっとクサいか?
さて45巻でさらに色々と調子のいい設定が出てきてこの先どうなるか期待より不安のほうが大きいのだが、やっと設定の風呂敷を広げきったのでもうこれ以上はないだろう。あとは既に描いた伏線を一つ一つ消化して…うーんそんなに楽しみでもないなあ。
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