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人間性
2008年1月14日 ひっちぃ
なるほど確かに面白い作品だった。色んな隠喩にあふれていて、はっきりコレというものが掴みにくいのだけど、とにかく考えさせられる。
終盤、強盗団が「独り占めは許さん」とショッピングセンターにやってくるところは、観ていて「あーあ」って思った。所詮人間なんてこんなもんだよな。そんな彼らと結局話し合いをせずに、主人公たちのうちの一人が「これは俺たちのものだ」と理性を失って発砲してしまうのもそう。
風刺が効いていて、娯楽要素が強く、生き残りを掛けたサスペンス性にドキドキさせられる。いい映画だと思う。ただ、救いのなさ、閉塞感に息が詰まりそうになる。見ていて気持ちいい作品ではない。
6,70年代っぽい電子楽器を使った音楽が奇妙で、良く言えば独特の雰囲気を作っているが、悪く言えば耳障りで不愉快だった。繰り返しで使われているし。
最後、主役っぽい黒人の行動の意味がよく分からなかった。
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コメント
イカレてるのはどいつだ!? 芋愚 ・・・ってのがこの映画の見方の一つだと思う。
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