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    フジテレビ (甲斐谷忍 原作)

    まあまあ(10点)
    2008年2月6日
    ひっちぃ

    ウソをついて金を騙しあうゲームにズルズルと参加していってしまう馬鹿正直な女性・神崎直が、天才詐欺師・秋山深一の助けを借りてゲームを切り抜けていき、人の世のあるべき姿について語られる話。

    になっていると思う。このテレビドラマ版は。年末再放送していたのを録画していたのでまとめて見てみた。リストラゲームまでは原作に割と忠実だった。最後の密輸ゲームは原作未完のためか、というよりちゃんと物語に結末を付けるためか、テレビドラマ版独自の趣向と決着がされている。

    正直最後のゲームからは見てられなかった。結局ダラダラ他のことをやりながら見ちゃったけど。原作を台無しにしたとは言わないが、これじゃまるで三文芝居だ。原作で用意してあった伏線を可能な限り利用して安易な収拾を図っている。でもしょうがないのかなぁ。多くの人がそれなりに楽しめてなんとなく胸を打つ結末をつけたという点では脚本の出来はそれなりなのかもしれない。見事な凡作に仕上がっていると言い換えたほうがいいだろうか。

    演出が過剰なのもイライラする。サウンドトラックをテクノ系の人にやらせて非日常感を出し、やたらモーションブラー(?)っぽい効果を使って画面を歪ませ、どうでもいい各登場人物のアップをフラッシュさせまくるのにはうんざりした。

    こんな素晴らしい原作なのだから、もっとしっかり作っていれば今頃は多くの人たちの話題に上がっていたと思うのに、と思うのは原作への過剰な評価だろうか。勝ち組・負け組にこだわる今の日本の世相にもぴったりだし、もっともっと評価されるべき作品だと思う。

    ただ、原作の密輸ゲームは正直後半が分かりにくかった。それに作者の言いたいことも私には大体分かってきてはいるのだが、多くの人がその意味を理解できるとは思えない。このままだと大衆には受け入れられないと思う。それをいかにマンガで表現するかが原作には問われるだろう。

    この点、今の日本のテレビドラマには一切期待できないのが残念というかもう残念でもなんでもなくてふーんそんなもんでしょ的に思うだけだ。

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