Xeon E3110
Intel
いまいち(-10点) 2008年11月10日 ひっちぃ
実質的にCore 2 Duo E8400と同等とされる45nmで3.0GHzなインテルのCPU。65nmで既に3.0GHzに到達していたインテルは、この45nmのラインナップでライバルのAMDを完全に突き放したとされる。
今年2008年1月にCore 2 Duo E8400が発売された当初、出荷量が少なくてたちまち秋葉原からモノがなくなった。その後しばらく供給は細く、ショップは値下げ競争することなく広い利幅をとって販売し、消費者から非難を浴びた。
それに目を付けた一部のショップが、インドあたりに流れるはずのブツを並行輸入し始めた。しかしそれでも足りないので、サーバ用ラインナップであるこのXeon E3110を代替品として売り出したショップが出てきた(多分最近会社更生法の適用を受けた九十九電機あたりが最初だったと思う)。それがこれ。
一方その頃私は、ネトゲで出会った2ちゃんねる自作板のコテハンと、次に買うならAMDとIntelのどっちが良いのかという話をしていた。ほどなくして彼はAMD Athlon X2 6000+を選んだ。私もそれに追従した。理由は、スループットよりもレイテンシを優先したからだった。
しかし選ばなかったほうのIntelにも依然として引きつけられた。同じ周波数のCPUなのにエンコードやゲームで性能に大きく差があるらしかった。結局、四月になって九十九電機の特売で19,999円まで値下がりしたときに手を出してしまった。メインマシンでAthlonをVistaで使っていた私は、Vistaを放棄するついでにこのXeon E3110をXPで使うことにした。
そして今に至っているわけだが、どうしても我慢できないことがある。うわさに聞いていた「プチフリ(瞬間的に動作が固まる)」が無視できない頻度で起こるのだ。システム全体の問題かもしれずCPUだけのせいにはできないのだが、ここまで分かりやすく頻繁に起きるとは思わなかった。普通に録画番組を視聴しているだけで一瞬固まる。体感的に一晩で二回か三回ぐらいは最低発生する。イライラする。
教訓。自分が一度決めたことは貫くこと。
でも買わなかったら買わなかったでモンモンとするんだよね。
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