miniascape
annabel (Lantis)
まあまあ(10点) 2013年1月6日 ひっちぃ
女性ボーカリストannabelのファーストアルバム。
アニメ「さんかれあ」のエンディングテーマの寂しげなバラード曲の切々とした歌声と美しくて生々しいアコースティックギターの伴奏にまずやられ、次にアニメ「恋と選挙とチョコレート」のオープニングテーマのキャッチーなイントロとアップテンポな曲が気に入ったので、秋葉原のソフマップに行ったときに腹を壊して二回トイレを使ったのに何も買わないのは心苦しく思って買ってみた。
正直、ちょっと期待とは違っていた。
annabelというのはバンドかユニットだと思っていたら一人の女性ボーカリストだった。色んな曲が入っているのかと思ったら、ミドルテンポやバラードが多くて、アップテンポの曲はあんまりなかった。ボーカルを聴かせるような曲ばかりって感じがした。そりゃそうだ。女性ボーカリストのアルバムなんだから。
この人、歌はまあまあ悪くないんだけど、多少搾り出す感じで唄うので、長いこと聞いているとだんだん聞き苦しくなっていく。同じ聞き苦しい声質でも坂本真綾とかみたいに声自体に魅力があればいいんだけど、この人の場合声にも特筆すべき魅力がないんだよなあ。何がウリなんだろう。
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