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    富士通, NTTドコモ

    まあまあ(10点)
    2015年3月20日
    ひっちぃ

    QualcommのSnapdragon 800を搭載した世代の富士通が開発したドコモLTE対応Androidスマートフォン。ソニーが開発したWhiteMagicというかなり明るくて消費電力も低い5インチの液晶を搭載しているほか、フルセグや防水といったガラスマ(ガラパゴス・スマートフォン=日本製スマホ)の特徴を備えている。

    2014年2月からドコモはiPhoneの投げ売りを始めたのだけど、そのあいだAndroidスマートフォンの安売りがほとんどなく、3月いっぱいまでiPhone一色の状況が続いていた。そして4月に入ると例年通りパッタリとセールをやめたのだけど、ゴールデンウィークが近づいてくるとまた一部機種で安売りを始めた。そのとき契約したのがこの機種だった。確かMNP一括0円のキャッシュバックなしでもらってきた。解約料や契約料などで一万五千円ぐらいの出費と、ドコモオプションやデータ通信サービスの料金なんかで色々出費があったので、タダというわけにはいかなかったのだけど。

    auから出していた兄弟機種をすでに持っていたので、この機種で契約したのはドコモへの回線逃がしと将来的にMVNOで使うことを見据えてのことだった。auから出していたFJL22がいまいちだったのでそんなに期待してはいなかったのだけど、実際に使ってみるとまるで別物の機種のように思えた。

    まず本体のサイズがちょっと違う。FJL22は扁平な感じがするのだけど、このF-01Fはちょっと細長くてスマートな感じがする。まあFJL22はピンクを買ってこのF-01Fはネイビー(濃い紺色)を買ったのでそう思うだけなのかもしれないけれど、イメージが全然違う。F-01Fのほうが高級感がある。

    バッテリーの持ちも断然いい。FJL22は不良品を掴んだんじゃないかって思うぐらいにバッテリーの持ちが悪かったのだけど、逆にこのF-01Fは本当になかなかバッテリーレベルが減らないし実際よく持った。省電力設定が効いているからだろうか。ほとんど同じスペックなのに。あ、バッテリー容量はF-01Fのほうが大きいのである程度までは当たり前の結果なのだけど。

    WhiteMagicという液晶は確かに見やすかった。色彩が鮮やかなLGの液晶と比べるとちょっと地味なのだけど、謳い文句どおり外で使うときに画面が日光に負けていなかったと思う。独特の白味(?)が高級感を感じさせてくれる。

    気に入ったのでしばらくメインで使っていたのだけど、二つの理由で使わなくなった。次の月にソニーのXperia Z1f SO-02Fのライム(黄色)を手に入れたからなのと、タッチパネルの反応が微妙に悪かったから。シャープほど悪くはなかったし、十分実用的なレベルだったのだけど、反応のいいマシンと使い比べてみるとその差は明らかなのでやっぱりちょっとイラっとする。もうちょっとで世界と戦えると思う。まあ戦えたところで儲けは少なそうだけど。ソニーがスマートフォン事業で赤字なぐらいだし。

    富士通は最新モデルではガラスマの中では先駆けて高解像度のWQHD(2560x1440)のモデルを出していて、ネットでも評判がいい(社員のステマとの説もある)。まだ安売りされないので触る機会がないのだけど、きっといい機種なんだろうなと思える。やっぱりタッチパネルが気になるけど。

    SamsungやLGといった韓国勢やソニーが嫌いな人ならこの富士通でもいいと思う。

    (最終更新日: 2015年3月22日 by ひっちぃ)

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