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    beyerdynamic

    いまいち(-10点)
    2026年4月10日
    ひっちぃ

    世界で初めてダイナミック型ヘッドフォンを製品化したドイツの音響機器メーカーbeyerdynamicがスタジオ向けに出しているプロ用モニターヘッドフォン。遮音性が高いこと、頑丈であること、パーツの交換が比較的容易であることが特徴。

    ヨドバシドットコムで実質二万ちょっとで投げ売りされていたので買ってしまった。自分はこれまでbeyerdynamicのヘッドフォンを初代T1、T5p 2nd、Aventho Wiredと買ってきており、好みだったのと同社のモニターヘッドフォンがどんな音をするのか興味があったこと、それに一つぐらいはモニターヘッドフォンを持っていてもいいかなと思ったからだった。

    まず音についての感想を言うと、全然フラットじゃなかった。高域がやたら目立つ上に、妙に硬質な音がした。おそらく周波数特性がガタガタなので音にヘンな特徴が出ちゃってるんだと思う。

    普通モニターヘッドフォンというと、リスニング用に調整していないそっけない音が出るもので、高域と低域が盛られていないので物足りない音がする。このDT 100について言うと、低域はあまり出ていないので合ってるんだけど、高域は明らかに盛られているのを感じた。どういうことだろうか。ネットの声を見てもそうなので初期不良ではないようだった。

    気になってさらに調べてみたところ、どうやら細かい音を聞き取るためにこうなっているらしい。音楽じゃなくて環境音とか効果音とかを含めて細かい音声を聞き取るような用途を想定しているんだろうか。でもこれじゃバランスがいまいち確認しづらい気がする。

    イコライザーで周波数特性を補正してやるとすごくいい音で鳴ったと、確か兄弟モデルDT 150についてレビューしている人がいたので少し気になった。ただ、自分でやってみようとは思わなかった。それやるにはまず周波数特性を測定してやらないといけない。RME Fireface UCがあるのでやろうと思えばできるはずなんだけど。

    装着感はよかった。イヤーカップが異様に大きいので、耳がすっぽり入る。長時間つけられる形をしている。ヘッドバンドの長さの調整もかなり余裕をもってできた。

    見た目がダサい。これをつけて外に出るのは気が引ける。頑丈に作られているだけあって特に可動部がかっこわるい。全体的にとても無骨だった。第二次世界大戦中のドイツ兵に似合いそうw

    遮音性が高いと公式サイトに書かれていたけれど、そこまで高くないと思う。側圧がゆるいし、イヤーパッドのクッションもそこまでやわらかくないから、あまり耳と密着していない感じ。

    全体的に安っぽい。プラスチックだか樹脂だか知らないけれど、本体に妙な光沢がある。硬そうではある。傷がつきにくいような材質を選んでいるんだろうか。

    とりあえずメインPCでテレビや動画を見るとき用に使っている。装着時の負担が軽いことだけは確かだった。たまに音楽もこれで聞いてみたりするけれど、Hifiman HE6seやbeyerdynamic T1とは比べるべきものじゃなかった。

    正直に言えば、買わなくても良かった製品だった。

    FPSなんかの環境音の聞き分けが重要なゲームをするときにはいいのかもしれないけれど、実際に試したわけではないのでなんとも言えない。同社はゲーミング用に別ブランドでその手の製品を展開しているのでそっちのほうがよさそう。

    というわけでかなりクセの強い製品なので、長時間つけていたい人、雑に扱っても壊れにくいものが欲しい人にはいいと思う。

    [参考]
    https://beyerdynamic.co.jp/product/dt-100/

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