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    2009年8月16日
    ひっちぃ

    2009年8月7日にこのマザーを使ったマシンが落ちたようだったので、次の日に調べてみたところ、何回か再起動させているうちに立ち上がらなくなってしまった。

    CPUクーラーのファンとフィンの隙間にホコリが大量に付着していたこと、CPUクーラーの近くとチップセットクーラーの近くのコンデンサの上部に謎の液漏れのような跡が見られたことから、排熱に失敗してコンデンサがダメになったのかもしれない。

    症状は、電源は入るしランプもつくが、BIOSが立ち上がらなかった。調査の段階で最初のうちはBIOSが立ち上がってOSのブートローダまで動いていたので、BIOSが急に飛んだ可能性はないと思う。

    この製品は随分前に買ったかと思ったが、確認してみたら買ってからまだ三年も経っていなかった。電源ケーブルのとりまわしに苦労したあげくケースファンを取り除いてしまい、CPUクーラーに付着したホコリもとらずに、三年近く延々24時間稼動させてきたのだから、壊れるのも無理はないと思う。排熱に気を配っていたら五年ぐらいはもっていたんじゃないだろうか。

    三年の月日のあいだにAtom旋風が吹き荒れ、VIAが劣勢になり、この三年でMini-ITXをめぐる事情はすっかり変わってしまった。

    早速サーバを新しいAtomマシンに置き換えた。今度はCPUクーラーのファンがない代わりにケースファンが4cmのものが二機ついているので、ホコリを気にせず延々稼動させても多分大丈夫だろう。あ、チップセットクーラーにファンがついていたか。

    それにしても、Fedoraがブートしなくなった原因が気になる。ブートログを見ると、LVMというロジカルボリュームを扱う仕組みがうまく働かなくなっているようだった。新しいサーバに最新のFedoraを入れてから、立ち上がらなくなったFedoraの入ったHDDをつなげてマウントしてみたらマウントできた。ただしその前にTestDiskを使ったけど。でもそのあともう一度ブートさせようとしてもうまくいかなかった。これは仮説なのだけど、Fedora 5からアップグレードし続けてきたことで、ブートに必要な歯車が何か狂ってしまったのではないだろうか。まさかカーネルからLVMのモジュールが抜け落ちてしまったとか。でもブートローダに登録されていた古いバージョンのカーネルも立ち上がらなかった。よくわからない。/bootのファイルがなにかしら損傷したのかも。

    もう私はMini-ITXにあまり興味はなくなってきたのだけど、サーバの予備に消費電力の都合でACアダプタ駆動のマシンを用意しておきたいので、またなにかいいのがあったら新しいマザーを買ってみたいと思う。

    その前に、電源のトラブルかもしれないので違う電源でこのマザーの動作確認をもう一度やっておいたほうがいいかもしれない。いまさらC7 1.8GHzなんてあってもしょうがないか。

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