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2009年8月23日

  • MOTHER 3 糸井重里、HAL研究所、任天堂
    評者:ひっちぃ 評価: まあまあ(10点) 分類:ロールプレイングゲーム
    家族旅行で祖父の山小屋に出かけた妻と子供たちを見送った父親だったが、山火事が起きて家族とは音信不通になる。森では動物たちが凶暴化しているとの不穏なうわさを聞き、父親は家族を助けに行くが、たどり着いたときに妻は亡くなり、息子のうちの双子の長男は行方不明になった。次男は兄の行方を探す旅に出るが、怪しい集団がうごめき始めていた。コピーライターをはじめマルチなことをやる糸井重里によるコンピュータRPGの第三弾。

2009年8月22日

  • オリガ・モリソヴナの反語法 米原万理 (集英社文庫)
    評者:ひっちぃ 評価: 傑作(30点) 分類:フィクション活字
    旧共産圏のチェコにはロシア語で教育を行うソビエト学校があり、世界各地の共産党関係者の子弟がそこで学んでいた。その学校にあって踊りを担当していた名物教師オリガ・モリソヴナは、毒々しくも美しい老女で、クセのある反語的な罵倒が彼女のキャラクターだった。日本からの留学生だった弘世志摩は、三十数年後の今になって当時の彼女のまことしやかなホラ話が気になり、休暇を利用して彼女の過去を調べていく。ロシア語通訳者から作家になった米原万理による小説。

2009年8月17日

2009年8月13日

  • ウィキノミクス禍 佐々木敏 (週刊アカシックレコード090813)
    評者:ひっちぃ 評価: 傑作(30点) 分類:経済・産業
    インターネット文化の中で、ソフトウェア(文章や映像も含めて)をなんでもタダで提供しあえば経済的価値が生まれる、というようなウィキノミクスという考え方はむしろ経済を縮小させて世の中を衰退させているという特集記事。

2009年8月11日

  • OUT 桐野夏生 (講談社文庫)
    評者:ひっちぃ 評価: 傑作(30点) 分類:ミステリー
    深夜の弁当工場で働く主婦四人組。それぞれの生活は家族との断絶や貧困による閉塞感で今にも押しつぶされそうだった。そんな中、ついに一人が夫を殺してしまう。奇妙な連帯感により彼女らはその殺人の隠蔽に協力することになるが、彼女たちに捜査の手が伸びる。1997年刊行、「このミステリーがすごい!」で年間アンケート国内一位を得た作品。

2009年7月28日

2009年7月20日

2009年7月18日

  • ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序 TV版 庵野秀明 監督
    評者:ひっちぃ 評価: 傑作(30点) 分類:アニメ
    空想近未来の東京で、人類は「使徒」という超物理的な謎の敵と戦っていた。主人公の現代的な少年シンジは、いままで距離を置かれていたのに急に父親のもとに呼び出され、エヴァンゲリオンという人型決戦兵器に乗って戦うことになる。90年代後半に社会的に大ブームを起こした新しいタイプのロボットアニメを、新たにリメイクして何作かの映画版にまとめるらしい第一弾。

2009年7月16日

  • あなたが生命保険に入らなくて良い3つの理由 SBIアクサ生命保険株式会社CFP金村聖正 (msnマネー 提供:有限会社イマジネーション)
    評者:ひっちぃ 評価: 最低(-50点) 分類:経済・産業
    生命保険に入らない方がいい三つの条件について説明していてそれが題になっているが、結局は若いうちに生命保険に入っておくことを勧める結論に持っていっている文章。

2009年7月9日

  • 嘘つきアーニャの真っ赤な真実 米原万理 (角川文庫)
    評者:ひっちぃ 評価: 最高(50点) 分類:国際
    1960年代のプラハで、主に東欧の共産党関係者の子弟が入れられていたソビエト学校に入ったマリは、そこで個性的な友達と出会い、思い出深い学校生活を送った。大人になってマリは彼らに再会しようと思い立ち、バラバラになってしまった彼らの足跡をたどり、本人や近親者と再会し、彼らの歩んだ道を知る。
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