2009年11月21日
- 突撃!! ファミコンウォーズ 任天堂, Kuju Entertainment
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:ストラテジーゲーム
大々的なテレビコマーシャルにより、正統派ターン制現代戦シミュレーションゲームとして日本でもっとも有名な(?)ファミコンウォーズが、リアルタイムストラテジーゲームとして帰ってきた。
2009年11月16日
- CG-PC2KDMXAS (パソコン切替器) corega (アライドテレシス)
評者: 評価:いまいち(-10点) 分類:パソコン
一台のモニタ・キーボード・マウスを、二台のパソコン本体で共有して切り替えて使うことができるパソコン切替器。モニタはDVIによるデジタル接続のみ、キーボードはPS/2のみ、マウスはUSBのみと割り切り、切替器本体を小さくしてコストを下げたモデルか。解像度は最大で1920×1200まで対応しているとか。
2009年11月7日
- 海の都の物語 塩野七生 (新潮文庫 全6巻)
評者: 評価:傑作(30点) 分類:歴史
地中海貿易で栄え中世有数の海軍国家にして商業国家だった海上都市国家ヴェネツィアの興亡を、政治と経済と軍事と文化の面から作家塩野七生が分かりやすく物語として語った本。
2009年11月5日
- 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 監督:水島精二 原作:荒川弘
評者: 評価:いまいち(-10点) 分類:アニメ
大量破壊兵器を開発した科学者のもとを訪れた国家錬金術師の兄弟だったが、権力中枢への取り成しを断ったため逆恨みで戦闘になり、科学者の暴走により兄弟の兄エドは異世界に飛ばされてしまう。その世界は錬金術などない科学全盛の第二次世界大戦前のドイツのミュンヘンだった。そこでエドは、弟アルに似た青年と出会い、何者かに追われるジプシーの娘を助けるが、その世界での陰謀に巻き込まれていく。
2009年10月3日
- 金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った 安部芳裕 (徳間書店5次元文庫)
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:政治・経済
金融というしくみそのものが詐欺であり、そのしくみはユダヤ人一家ロスチャイルド家が作ったものだとして、彼らやその他の国際金融資本家たちが世界を動かしていると告発し、彼らの手口になるべく乗らずに世界を良い方向に持っていこうと主張している本。
2009年9月26日
- バトル・ロワイアル 作:高見広春 画:田口雅之
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:マンガ
現代日本を軍国主義の独裁国家にしたような空想世界。そこでは無作為に全国から中学三年生の一クラスを選び、最後の一人になるまで殺し合いをさせる「プログラム」と呼ばれる実験が定期的に行われていた。修学旅行のバス移動中に催眠ガスで眠らされた一同は、人払いされた離島に移され、殺人ゲームに強制参加させられる。
2009年9月13日
- ヒトのオスは飼わないの? 米原万理 (文春文庫)
評者: 評価:傑作(30点) 分類:随筆・日記
ロシア語通訳で作家の米原万理が、あるときからあるときまで飼っていたペットの犬や猫たちとの出会いや生活を語ったエッセイというかドラマ仕立ての記録。国際会議場の庭で出会った子猫を飼い始めたり、不思議ななりゆきで出会った妙に利口な犬を飼い出す一方で、放し飼いにしていていなくなったネコ、激しい雷の夜にどこかへいってしまった犬など。
2009年9月9日
- NHKスペシャル 日本海軍 400時間の証言 第1回 開戦 海軍あって国家なし NHK 2009.9.8 0:09〜
評者: 評価:傑作(30点) 分類:ノンフィクション
旧日本海軍の幹部たちが仲間内で反省会を行っていて、最近になってその模様を録音したテープが出てきた。三回に分けてその中から抜粋した第一回。皇族の軍令部総長が昭和に入ってからの海軍の大軍備を後押ししたこと、陸軍からの開戦の圧力に抗し切れなかったこと、予算獲得のためであったことなどが赤裸々に語られる。
2009年9月8日
- 文学少女と死にたがりの道化 野村美月 (ファミ通文庫)
評者: 評価:いまいち(-10点) 分類:ミステリー
高校の文芸部に巣食う、本を食べて味わうお下げの妖怪美少女・遠子先輩にせがまれ、甘い恋の物語に見せかけて奇妙な短編を日々書き綴る主人公の少年。二人のもとに、ラブレターの代筆を頼む夢見がちな少女が訪れる。ところが彼女の相手であるはずの「愁二先輩」はどこにもいなかった。太宰治「人間失格」に絡めたライトノベルなミステリー小説。